概要

  • 全数検査を目的に開発されたインライン志向の非破壊検査機
  • 電磁誘導方式の検査で、センサにはコイルを使用
  • 表面のクラックや巣穴、研磨焼けの有無を厳しく検査
  • 対象は金属部品、大量生産部品
探傷検査の概要と特徴

原理

  • 1次コイルに交流電流を印加すると磁界が生じワーク表面に渦電流が発生
  • 渦電流がクラックなどの不連続部を横切ると2次コイルの差動電圧に変化が生じる
  • この変化を基準品のそれと比較して合否判定をする
  • ワークを回転させながらプローブを送ることで全表面をスキャン
組織検査の概要と特徴

特徴

  • PMFT方式(予防的マルチフィルター検査方式)を全機種に搭載
    • ・30個のバンドパスフィルターで厳しく検査
    • ・クラックだけでなく、研磨焼けも検出可能
    • ・複数のOK品を測定するだけで閾値を自動形成
組織検査の概要と特徴
組織検査の概要と特徴

事例紹介

RingTesterによるベアリング外輪の探傷検査
RingTesterによるベアリング外輪の探傷検査
eddyscan F Mini によるボルトヘッドの探傷検査
eddyscan F Mini によるボルトヘッドの探傷検査
ボール表面の探傷検査
ボール表面の探傷検査

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